この記事では、「検温器」と「体温計」の違いを分かりやすく説明していきます。
「検温器」とは?
「検温器(けんおんき)」とは、非接触で体温を測るのに使う温度計のことを言います。
「検温器」の「検」は「調べる」、「封印する」、「あらためる」などの意味があります。
また、「温」は「あたたか」、「あたたかさ」、「おだやか」などを表しています。
そして、「器」は「うつわ」、「能力」、「道具」などを指しています。
「体温計」とは?
「体温計」とは、体温を測る機器のことを表しています。
「体温計」の「体」は、「からだ」、「全身」、「かたち」などの意味を持っています。
さらに「温」は、前述のとおりになります。
そして、「計」は「数える」、「はかる」、「はかるもの」などを表しています。
「検温器」と「体温計」の違い
「検温器」と「体温計」の違いを、分かりやすく解説します。
「検温器」とは、非接触で体温を測るのに使う温度計のことを意味しています。
一方、「体温計」は体温を測る機器のことを言います。
「検温器」は非接触で体温を測ることができるのに対し、「体温計」は接触して行う点に違いがあります。
「検温器」は外気温の影響を受けやすいですが、「体温計」は正確な体温を測定できる点も異なっています。
「検温器」の例文
・『検温器のメリット、デメリットを理解して使用する』
・『店舗の入り口にある検温器で体温を測った』
・『検温器が非接触で体温を測定できるのが便利です』
・『検温器で体温を測ったら正常値だった』
「体温計」の例文
・『熱を測るために体温計を使用した』
・『体温計が壊れたので、新しい物を買いに行った』
・『以前はガラスの体温計を使っていました』
・『体温計の仕組みを調べてみた』
まとめ
「検温器」は漢字の意味で見てみると、「温かさを調べる道具」のような意味合いになります。
また、「体温計」は漢字の意味でみると、「体の温かさをはかるもの」と言うような意味合いになります。
それぞれの言葉の意味を知り、適切に使っていきたいものです。