この記事では、「建設」と「建築」の違いを分かりやすく説明していきます。
「建設(けんせつ)」とは?
「建設」とは、建物や道路などをつくることを言います。
「建設」には建築、土木、電設、通信、その他の「建設」に関わる分野が含まれます。
「建設」の「建」は「たてる」、「定める」、「はじめる」、「建物をたてる」などの意味があります。
また、「設」は「もうける」、「つくる」、「用意する」などを表しています。
「建築」とは?
「建築(けんちく)」とは、建築物を新築、増築、改築、又は移転することを意味しています。
「建築」の「建」は、前述のとおりになります。
さらに「築」は、「きずく」、「建てる」、「つく」、「建物を造る」などを指しています。
「建設」と「建築」の違い
「建設」と「建築」の違いを、分かりやすく解説します。
「建設」とは、建物や道路などをつくることを意味しています。
一方、「建築」は建築物を新築、増築、改築、又は移転することを言います。
「建築」は建築物に関わることを指していますが、「建設」は「建築」だけではなく、土木や電設、通信など、他の分野も含まれているので、この点に違いがあります。
「建設」の例文
・『建設と土木の工事業を合わせたものを「土建」と呼んでいます』
・『建設的な意見が多く出されました』
・『建設は英語表記で「construction 」、日本語読みでは「コンストラクション」と言います』
・『私は建設会社に転職しました』
「建築」の例文
・『私は一級建築士の取得を目指しています』
・『この辺の住宅は、建築ラッシュの時に建てられたようです』
・『私は大学で建築を学んでいます』
・『彼は建築意匠設計の仕事をしています』
まとめ
「建設」は漢字の意味で見てみると、「建物を建てて用意する」のような意味合いになります。
また、「建築」は漢字の意味でみると、「建物を造る」と言うような意味合いになります。
それぞれの言葉の意味を知り、適切に使っていきたいものです。
