この記事では、「断食」【だんじき】と「ファスティング」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「断食」とは?意味
口に何も入れないことを「断食」【だんじき】といいます。
一切の食事をとらないは、水すら飲むこともなく、喉が渇けば唾を飲むわけです。
1日まったく飲まず食わずの状態を維持することもあれば、数日間に渡って食事を絶つ断食方法もあります。
人は水を飲まなければ体内から水分が失われて苦しみますが、あえてその苦しみを味わうことで忍耐力を身につけたり、神への忠誠心をはかるのが目的です。
「ファスティング」とは?意味
「断食」を「ファスティング」といいます。
女性の間ではあえて食べないことで内臓を浄化させ、出っ張ったお腹をへこませたり、食べ物によってできた吹き出物を小さくするの効果を得るのです。
痩せることで若々しさを取り戻し、軽くなった体で前向きに動けるようになります。
また、痩せればかわいい服も着られるようになったり、異性から愛されるなど嬉しい効果が期待できるでしょう。
「断食」と「ファスティング」の違い
「断食」と「ファスティング」の違いを、分かりやすく解説します。
長時間に渡って食べ物や水を口にしないことを「断食」といい、人に厳しい試練を与えるわけです。
宗教上、信者は神への忠誠心を示すため決められた一定の期間だけ何も食べずに祈りを捧げます。
また、体内の悪いものを浄化するため、日本でもあえて「断食」する人もいるのです。
もう一方の「ファスティング」は、炭水化物や肉、魚といった固形物は口にしないという意味があります。
ただ、発酵飲料や水は飲む人もいて、完全に「断食」とは言いません。
「断食」の例文
・『断食すると身も心も軽くなり、前向きな気分になる』
・『心の穢れを浄化するため、寺で断食することにした』
「ファスティング」の例文
・『週末の2日間はファスティングして、体調を整える』
・『たんぱく質はしっかり摂って健康的にファスティングする』
まとめ
同じ意味を持つ言葉を2つご紹介しましたが、「断食」は昔から使われている言葉であり、幅広い年代の人が選ぶ方法ですが、「ファスティング」は美容を意識して行う女性の間で使われている言葉と覚えておくといいでしょう。