この記事では、「断言」と「断定」の違いを分かりやすく説明していきます。
「断言」とは?
断言は、だんげんと読むべき言葉です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、決定するや絶えるといった意味を持っている断の文字に、いうとか、ことば等の意味を所有する言の文字を付け加える事で誕生した言葉となっています。
以上の事から断言は、確信を持ってきっぱり言い切る事を示すのです。
「断言」の言葉の使い方
断言は、確信を持ちながら言い切るという意味の言葉として用いられています。
要するにしっかりとした根拠がある上で、こうであると迷いなく言う事に対して、この断言が使われていたりするのです。
「断定」とは?
断定は、だんていと読むのが正解な言葉となっています。
漢字で書かれたこの言葉を見れば分かる事ですが、きっぱり決めるや思い切ってといった意味の断の漢字に、物事を決めて変えないとか、さだめるといった意味がある定の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
だからこそ断定は、物事にはっきりとした判断を下す事やその様な判断を表します。
「断定」の言葉の使い方
断定は、物事に明確な判断を下すという意味の言葉として使われているのです。
物事の善悪等の背景をしっかり考えた上で、迷いなく判断を下すという意味の言葉として、この断定は使用されています。
「断言」と「断定」の違い
断言と断定の漢字表記を並べれば、2文字目の漢字が言と定という違いがある事に直ぐに気付けるものです。
所が最初の漢字は同じ断の漢字であり、どちらも漢字2文字で表現される言葉であるため、混同する恐れはないとは言えません。
とはいえ2文字目の漢字が違う事で、表す意味には違いがあるのです。
まず断言は、確信を持ちつつきっぱり言う事を示します。
一方の断定は、物事に対してはっきりと判断を下す事を表すのです。
まとめ
2つの言葉は、最初に同じ断の漢字が使われていますが、2文字目の漢字が違う事で、示す意味合いにも相違点を見出す事が出来ます。
ちなみに断言は、確信を持って明確に言い切るといった意味に用いられる言葉です。
対する断定は、物事にはっきりとした決断を下すといった意味の言葉として使われています。