この記事では、「増長」と「助長」の違いを分かりやすく説明していきます。
「増長」とは?
「増長」は「ぞうちょう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「次第に程度が大きくなること」という意味です。
2つ目は転じて「次第に態度がつけあがること」という意味です。
「増長」の言葉の使い方
「増長」は名詞として「増長する・した」として使われます。
「増」は「ま(す)」とも読み「程度が益々大きくなること」という意味、「長」は「なが(い)」とも読み「寸法や距離がながい」から転じて「伸びて大きくなる」という意味、「増長」で「程度が益々伸びて大きくなること」になります。
「助長」とは?
「助長」は「じょちょう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「不必要な力添えをして、返って悪い結果になること」という元の意味です。
2つ目は転じて「あるものごとに力を加えて、成長や発展を促すこと」という意味です。
3つ目は「ある傾向に力を貸して、より変化を強調させること」という意味です。
「助長」の言葉の使い方
「助長」は名詞として「助長する・した」「助長させる・させた」と使われます。
「助長」は中国の思想家「孟子」が記した書の一節が由来とされています。
昔、宋の国の人が、畑の苗が成長しないことを心配して、成長を助けようと思い無理矢理引っ張り、枯れさせてしまったとのことです。
ここから「余計な力を加えて悪い結果になること」として使われる様になりました。
「増長」と「助長」の違い
「増長」は「程度が益々伸びて大きくなること」です。
「助長」は「余計な力を加えて悪い結果になること」です。
「増長」の例文
「増長」の例文は以下の通りです。
・『子供のわがままが増長するばかりだ』
・『クレイマーの怒りを増長しない様に対応する』
・『隣国の脅威が増長する』
「助長」の例文
「助長」の例文は以下の通りです。
・『学校の対応はいじめを助長するだけだ』
・『政府が強気過ぎると返ってテロが助長する』
・『感染症への不安を助長させる様な発言は控える』
まとめ
今回は「増長」と「助長」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。