「PlayStation Portable」といえば、SONYが製造してきた携帯ゲーム機のことですが、2016年にそのPSP向けのソフトウェアのオンライン販売が終了しました。
「PSP1000」から10年以上愛されてきた「PSP」のソフトを新たに購入することができなくなったということで大きな話題になりました。
それでは、この「PSP1000」とはどういう意味でしょうか。
また、「PSP2000」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「PSP1000」と「PSP2000」の違いを分かりやすく説明していきます。
「PSP1000」とは?
「PSP1000」とは、2004 年にSONYが発売した「PlayStatyion Portable」という携帯型ゲーム機の最初のモデルです。
ソフトはUMDと呼ばれる光ディスクで提供されていました。
後継機の「PSP2000」の発売開始後も販売されていましたが、「PSP3000」が出た頃にはほぼ姿を消し、2014年には後継モデルとともに販売完了となりました。
「PSP2000」とは?
「PSP2000」とは、SONYの「PlayStation Portable」の2代目のモデルであり、2007年に販売開始になりました。
後継の「PSP3000」が2008年に発売になったので、結局は1年でその立場を終えることになりました。
「PSP1000」と「PSP2000」の違い
「PSP1000」と「PSP2000」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つのゲーム機の名前は、SONYのPlayStation Portablの型番であることは同じですが、発売された時代が違い、デザインも性能も違います。
まず、発売開始の時期は「PSP1000」が2004年の12月、「PSP2000」が2007年の9月で、2年も離れていません。
この時「PSP2000」は一応後継機ということになっていましたが、「PSP1000」も事実上値下げして同時に販売されている状況が続いていました。
大きさで言えば「PSP2000」は「PSP1000」よりも5mm近く薄くなり、軽量化されています。
ボタンの位置や細かいデザイン的な違いもあります。
そして機能面では、ディスクの読み込みが速くなり、周辺機器への対応の幅も広がりました。
その後最後の型番である「PSP3000」が出てきましたが、これはさらに反応速度が速くなりました。
まとめ
この記事では、「PSP1000」と「PSP2000」の違いを、解説してきました。
この2つに関しては、今でも多くの人たちが愛用している携帯ゲーム機ですが、結局はこのような形のゲーム機の市場はすでにスマホゲームに取って代わられているのが実情でしょう。