「やきもき」と「ひやひや」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「やきもき」と「ひやひや」の違いとは?違い

この記事では、「やきもき」「ひやひや」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「やきもき」とは?

状況をいまいち把握できないとき、不安と苛立ちを持つことを「やきもき」といいます。

何が起きているのか具体的に分からないとき、とても気をもむほど落ち着かない人の状態を指すのです。

それほど強い不安を感じる人はひやひやする気持ちに包まれている状態でもあります。

また、現実的にはやりたいと思うのに出来ずにいる状況にもどかしさを感じる気持ちを表す言葉です。


「ひやひや」とは?

とても冷たい風が肌に吹き付けてきて身がすくむ状態を「ひやひや」といいます。

このようなところから、恐れて落ち着かない状態を伝えるときに使われている言葉です。

使い方としては、高所で窓掃除していた作業員が落ちないか周囲は心配して「ひやひやする」と感じます。

このように、身がすくむほど目の前の危なっかしい状況を酷く心配する場面で使うわけです。


「やきもき」と「ひやひや」の違い

ここでは「やきもき」「ひやひや」の違いを、分かりやすく解説します。

何が起きているのか想像できず、どのように行動すればいいか分からないので困る状態を表すのが「やきもき」です。

もう一方の「ひやひや」はとても恐れるほど大丈夫かと心配する状態を指します。

どちらも感情を表しますが、「ひやひや」の方がより心配する気持ちを強く出せる言葉として使われていて、「やきもき」はもどかしさを伝える言葉です。

「やきもき」の例文

・『子供に早く子犬を抱かせてあげたいとやきもきする』
・『好きな人とは一緒になれないとやきもきする兄を諭した』

「ひやひや」の例文

・『ひやひやした北風が窓の隙間から入り込んで眠れない』
・『今にも階段から落ちそうな子猫にひやひやする』

まとめ

落ち着きがない状態を伝えられる言葉ではありますが、状態により使い分けが必要です。

どういった使い方すれば言葉の意味をうまく伝えられるかに目を向けてみるといいでしょう。

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