家電量販店や今ではスーパーやコンビニでも、自宅や会社で使用しているプリンターやコピー機で使用することができる「ppc用紙」というものを購入することができます。
それでは、この「ppc用紙」とはどういうものでしょうか。
また、「コピー用紙」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「ppc用紙」と「コピー用紙」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ppc用紙」とは?
「ppc用紙」とは、会社や自宅等で使用する普通紙に印刷可能なコピー機やプリンターなので使われる紙のことを表す言葉です。
「ppc」とは「Plain Paper Copier」の略で、「普通紙コピー機」のことを言います。
元々は感光紙や感熱紙などと区別するために使用されるようになった言葉です。
「コピー用紙」とは?
「コピー用紙」とは、一般的に「コピー機」で使用することができる紙のことを指す言葉です。
明確な基準があるわけではないので、厚さや色などは決まってはいませんが、コピー機などのフィーダーにスムーズに入って行けることと、インクが乗りやすいというのが暗黙の基準といえます。
「ppc用紙」と「コピー用紙」の違い
「ppc用紙」と「コピー用紙」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの用紙は、普通紙に印刷できるコピー機やプリンターで使用する用紙であることは同じで、ほとんどの場合には同じもののことを示しています。
しかし、場合によっては若干ニュアンスの違う言葉として使用されることがあります。
「ppc用紙」とはすでに解説したうように、「普通紙複写機」専用の用紙というかたちで販売されているものですので、他の用途には基本的には使われません。
しかし、一般的な名詞としての「コピー用紙」というのはこの「ppc用紙」だけではなく、適度な硬さや薄さがあれば、手紙に使う便箋やポスターに使う用紙なども使用可能で、カーボンコピーに使われるものも「コピー用紙」、あるいは感熱式のコピー機に使われるのは感熱紙と、実にバリエーションに富んだものがあります。
これらを「コピー用紙」と呼ぶことがあるといいうのが違いです。
ただ、文房具店や家電量販店で販売している「コピー用紙」という名称の紙は事実上「ppc用紙」であり、「普通紙」と呼ばれることもあります。
まとめ
この記事では、「ppc用紙」と「コピー用紙」の違いを、解説してきました。
コピーやプリンターに使用される紙は様々なタイプのものが販売されていますが、実際にはそれぞれ紙質や色味などに違いがあります。
その違いを理解した上で、使用するケースに応じたものを使うのが重要です。