この記事では、「全快祝い」【ぜんかいいわい】と「快気祝い」【かいきいわい】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「全快祝い」とは?意味
病気して入院した人が治療を受けて完治したとき、お見舞いに来てくれた人たちに渡すのが「全快祝い」【ぜんかいいわい】といいます。
例えば、胃の病気にかかり、手術して数週間入院して傷口も閉じて、もう病気が再発しないと確かな状態になって退院しました。
その後、誰がお見舞いに来てくれたか調べて、御礼のカードを添えて感謝の気持ちを物に込めて渡すのです。
「快気祝い」とは?意味
怪我や病気で入院した人が一時的に退院したとき、お見舞いに来てくれた人に渡すのが「快気祝い」【かいきいわい】です。
完璧に病気が治っていない状態で退院して再度入院する人や、内服薬を飲み続けなける必要性があるといったとき渡すものになります。
大怪我した人はその後もリハビリする必要性があり、病院から退院しても施設に通ったり、自宅で療養することが分かっているときも対象になるわけです。
このように、大変な治療がひとまず一段落したことを報告する意味を込めて贈るお礼の品物という意味があるわけです。
「全快祝い」と「快気祝い」の違い
「全快祝い」と「快気祝い」の違いを、分かりやすく解説します。
怪我もすっかり治り、もう病院に通わなくていいという状態になれば、お見舞いに来てくれた人に対して渡すのが「全快祝い」といいます。
病院から退院して薬を飲まなくていい、一人で元の生活ができるほど元気に回復したと伝えて安心させるのです。
渡すものは消え物を選ぶことが求められます。
もう一方の「快気祝い」は、まだ完璧に怪我も病気も完治していないため、療養する必要性がある状況のときお見舞いに来てくれた人へ渡します。
二度と繰り返さないといった願いを込めて、消費する食べ物を選ぶのが一般的です。
まとめ
どちらも入院していた側がお見舞いに来てくれた人に近況を伝えるため、感謝の気持ちを添えて渡すものです。
どのタイミングで何を贈れば失礼がないか自分なりに考えてみるといいでしょう。
