「主導」と「先導」の違いとは?分かりやすく解釈

「主導」と「先導」の違いとは?違い

この記事では、「主導」「先導」の違いを分かりやすく説明していきます。

「主導」とは?

「主導」「しゅどう」と読みます。

意味は「ものごとの中心となって動き、他の人をまとめていくこと」です。

目的を達成する為に、自分が取り仕切って、他の人達に支持しながらすすめていくことです。


「主導」の言葉の使い方

「主導」は名詞として「主導する・した」「主導者」「主導権」などと使われます。

「主」「おも」とも読み「かしらとなる人」「つかさどる」「中心となってはたらくこと」「はたらきかけるもの」という意味、「導」「みちび(く)」とも読み「ある方に引っぱっていく」という意味、「主導」「中心となってはたらきかけ、ある方向へ引っ張っていくこと」になります。


「先導」とは?

「先導」「せんどう」と読みます。

意味は「人より前に出て動き、ものごとをまとめていくこと」です。

目的を達成する為に、自分がまず人より前に立って、他の人達の見本となって進めていくことです。

「先導」の言葉の使い方

「先導」は名詞として「先導する・した」「先導される・された」「先導者」などと使われます。

「先」「さき」とも読み「位置的に前のほう」「最初」という意味、「導」「ある方に引っぱっていく」という意味、「先導」「最初に立ってある方へ引っ張っていくこと」になります。

「主導」と「先導」の違い

「主導」「中心となってはたらきかけ、ある方向へ引っ張っていくこと」です。

「先導」「最初に立ってある方へ引っ張っていくこと」です。

「主導」の例文

「主導」の例文は以下の通りです。

・『彼は組織の主導権を握った』
・『プロジェクトは先輩の主導により進められる』
・『彼女はいじめの主導的存在といえる』

「先導」の例文

「先導」の例文は以下の通りです。

・『同僚を先導して上司に意見する』
・『山の頂上まで生徒を先導する』
・『後輩を先導して目標達成に務める』

まとめ

今回は「主導」「先導」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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