この記事では、「雑食」【ざっしょく】と「肉食」【にくしょく】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「雑食」とは?意味
肉から魚、野菜などほとんどの食べ物が食べられる人間や動物を「雑食」【ざっしょく】といいます。
草食動物は草ばかり食べますが、「肉食」は草から卵、きのこ、甲殻類にいたるまで出されれば好き嫌いなく食べられるため、どのような環境にも適応できる能力に優れているのです。
例えば、日照りで野菜が枯れてしまったとしても鳥の卵を食べたり、動物の肉を食べて飢えをしのげます。
動物の肉なら鶏や豚肉と限定することなく、牛にいたるまで内臓も食べられるのが「雑食」の生き物に見られる特徴です。
「肉食」とは?意味
魚や穀物は口にせず、肉だけを食べる生き物を「肉食」【にくしょく】といいます。
野生の猫科と呼ばれる動物の多くが「肉食」であるため、生き物を走ってとって生のまま食べるわけです。
人間の場合は、飼育された動物を食べる方法が一般的であり、焼いたり、煮るなどさまざまな調理の仕方で食べられています。
人間も肉が大好きな人を「肉食」と呼びますが、まるで野生動物のように獲物を狙って喰らいつく姿に似ているところから、好みの異性がいれば遠慮なく声をかけて遊ぶ者を指すのです。
「雑食」と「肉食」の違い
「雑食」と「肉食」の違いを、分かりやすく解説します。
植物性から動物性でも無理なく食べられる生き物を「雑食」といいます。
肉や乳製品、小麦、海藻、果物、野菜に至るまで、ほとんどの食べ物を食べられるので、焼いたり、茹でるなど調理した料理が食べられるわけです。
「雑食」の生き物は人間や豚、アヒル、アライグマ、アカミミガメなどがいます。
もう一方の「肉食」は牛や豚、鶏を食べるのが好きな人を指す言葉です。
野生動物では生きている動物を自分で仕留めて食べる生き物を指しますが、なかには他の種にとってもらい、死肉を食べる鳥やハイエナも「肉食」と呼ぶわけです。
まとめ
2つの言葉には食べるものに違いがありますが、肉に喰らいつくという共通点があります。
どういった生き物を意味するのか、自分なりに調べてみるといいでしょう。
