この記事では、「雑居ビル」と「オフィスビル」の違いについて紹介します。
雑居ビルとは?
雑居ビルとは、不特定多数の業種の事務所やテナント、住居などがあるビルのことをいいます。
喫茶店やレストラン、居酒屋などの飲食店があったり、事務所として利用している会社があったりします。
また、住まいとして入居している人がいる場合もありますし、風俗店等が営業している場合もあります。
エステサロンやクリニック等が営業していることもあるようです。
テレビ等で雑居ビルという言葉を耳にする機会も多いと思いますが、雑居ビルという法律上の定義等はありません。
オフィスビルとは?
オフィスビルとは、オフィスを主な用途として建てられたビルのことをいいます。
東京にある六本木ヒルズ森タワーやミッドタウン・タワー、大阪にあるあべのハルカス等著名なオフィスビルもありますし、小規模なオフィスビルもあります。
商業施設とオフィスがあるビルの場合、商業施設の方がメインになっている場合には商業ビルと呼んだりもします。
オフィスビルにはカフェやレストラン等飲食店が入居している場合もありますが、大部分がオフィスとして使われているのであればオフィスビルと呼んでいます。
通常、ビルといえばオフィスビルを指すことが多いです。
雑居ビルとオフィスビルの違い
雑居ビルはテナントやオフィス、住居など様々なジャンルが入居していますが、オフィスビルは大部分がオフィスとして使われています。
雑居ビルは飲食店等も多いので誰でも出入りできますが、オフィスビルの場合には関係者以外は立ち入ることができないようになっているところが多いです。
また、雑居ビルにオフィスを構えている会社もあります。
それから雑居ビルは比較的古いビルが多く、オフィスビルには古いビルもあれば新しいビルもあります。
まとめ
不特定多数の業種が入居しているのが雑居ビルで、主にオフィスとして使われているのがオフィスビルです。