この記事では、「自意識過剰」【じいしきかじょう】と「ナルシスト」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「自意識過剰」とは?意味
自分はきっと人から格好いいと思われているだろうと考えて、優越感に浸ることを「自意識過剰」【じいしきかじょう】といいます。
他人の目をとにかく意識して「俺はモテる」だの、「私は可愛い」と間違った認識して喜ぶわけです。
このような者は、人よりも自分のことが好きという気持ちが強く、自己中心であるため扱いが難しいところがあります。
容姿を見比べては自分の方が優れていると思ったり、人よりも勉強ができれば安心して気持ちが落ち着きます。
「ナルシスト」とは?意味
人よりも自分のことが好きで、容姿に陶酔する行為を「ナルシスト」といいます。
容姿に対して異様に執着するあまり、鏡に顔をうつしながら見つめてはうっとりするのです。
そして、「自分は格好いい」と思い込み、愛してしまうことで人が目に入らなくなります。
常に顔や髪形、服装を意識してしまうため、周囲から見れば異様で近づきにくい存在になってしまうでしょう。
「自意識過剰」と「ナルシスト」の違い
「自意識過剰」と「ナルシスト」の違いを、分かりやすく解説します。
他人の目を意識しすぎる人を「自意識過剰」といいます。
目が合えば「格好いい」と思われているだろうと考えては優越感に浸ったり、惚れていると思って嬉しいと感じるわけです。
もう一方の「ナルシスト」は、自分の容姿は格好いいと思い込んで嬉しがる行為を意味します。
「自意識過剰」の例文
・『自意識過剰な人は、恋人よりも自分の見られ方に拘る』
・『職場で女性の目線を気にする自意識過剰な男性は使えない』
「ナルシスト」の例文
・『ナルシストの男性は人間関係が築けないところが難点だ』
・『ナルシストの男性は自慢したり、自撮りが好きで困る』
まとめ
どちらも自分のことばかり考えている痛さがある人のことを指す言葉ですが、意味に違いがありますので、自分なりに使う状況に応じて使ってみるといいでしょう。