この記事では、「持久力」と「体力」の違いを分かりやすく説明していきます。
「持久力」とは?
「持久力」は「じきゅうりょく」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「ものが持つ、長く持ちこたえられる勢いや強さ」という意味です。
2つ目は「人が長時間運動し続けられる体の働きや勢い」という意味です。
「持久力」の言葉の使い方
「持久力」は名詞として「持久力がある・ない」「持久力を試す」などと使われます。
「持」は「も(もつ)」とも読み「手にもつ」から転じて「もち続ける」「保つ」という意味、「久」は「ひさ(しい)」とも読み「時間が長い」という意味、「力」は「ちから」とも読み「肉体的、精神的なちから」「その物に備わる働きや勢い」という意味、「持久力」で、「その物に備わる、長い時間保つ勢いや強さのこと」になります。
「体力」とは?
「体力」は「たいりょく」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「労働や運動に耐える身体の勢いや強さ」という意味です。
2つ目は「病気に抵抗する体の働き」という意味です。
3つ目は「組織の資金や経営が安定していることのたとえ」という意味です。
「体力」の言葉の使い方
「体力」は「体力がある・ない」「体力勝負」などと使われます。
「体」は「からだ」とも読み「四肢・骨格などで組み立てられた人の形」から転じて「各部分を組み立てたまとまりのある形や組織」という意味、「力」は「肉体的、精神的なちから」「その物に備わる働きや勢い」という意味、「体力」で「人が持つ肉体的・精神的な強さ」「組織に備わる勢いや強さ」になります。
「持久力」と「体力」の違い
「持久力」は「その物に備わる、長い時間保つ勢いや強さのこと」です。
「体力」は「人が持つ肉体的・精神的な強さ」「組織に備わる勢いや強さ」になります。
「持久力」の例文
「持久力」の例文は以下の通りです。
・『マラソンは持久力が必要だ』
・『製品の持久力を検査する』
・『今回のレースは持久力のある馬が狙い目だ』
「体力」の例文
「体力」の例文は以下の通りです。
・『仕事が繁忙期に入るので体力勝負になる』
・『明日の決勝戦に備えて体力を温存する』
・『会社に体力があるうちに海外進出する』
まとめ
今回は「持久力」と「体力」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。