この記事では、「自営業」と「自由業」の違いを分かりやすく説明していきます。
「自営業」とは?
「自営業」とは自分で事業を営んでいることやそういった人です。
個人経営の飲食店などが「自営業」の代表と言えますが、それ以外にも習い事の教室や開業医のクリニックも「自営業」になります。
「自営業」は個人が個人のまま事業を営んでいることも多いですが法人化していることもあります。
また「自営業」は自分で事業を営んでいることなので、他企業の下請けになることはあっても他企業の一部や一員として働くことはなく、「自営業」として働く人はあくまでも事業主の立場です。
「自由業」とは?
「自由業」とは企業と一定の雇用関係にならず独立して自分の裁量で働く職業やそういった人を指します。
企業に雇われるのではなく業務委託によってイラストやプログラムなどを納品するフリーランスが、現在最もわかりやすい「自由業」の代表と言えるでしょう。
営業から実務に経理まですべて自分でやる必要がありますが、働く時間も場所もどんな仕事をするかも文字通り自由に決められるのがメリットです。
「自営業」と「自由業」の違い
「自営業」と「自由業」の違いを、分かりやすく解説します。
自分で事業を営んでいることや人が「自営業」で、自分の裁量で働く働き方やそういった人が「自由業」です。
「自営業」は事業主という事業をする上での立場を指しますし、働く時間などは営業時間などで決められていて好きに変更できないことも少なからずあります。
「自由業」は働き方を指す言葉でありそのほとんどが個人で事業を営む人ですがあくまでも働き方にフォーカスを当てた言葉です。
まとめ
基本的に「自由業」は企業と雇用関係にならずに独立しているので「自営業」にも分類されますが、「自営業」はお店を経営しているなどで自分の裁量で時間や場所を好きに買えられないので「自由業」とは言えません。
「自営業」は雇用されずに自分が事業主をするという事業の営み方で、「自由業」は働く時間や場所などを自由に自分の裁量で決められるという働き方を指す言葉だと考えておくと区別しやすいはずです。
