「残額」と「残高」の違いとは?分かりやすく解釈

「残額」と「残高」の違いとは?違い

「残額」「残高」はお金に関係する言葉です。

どちらも日常的に使う言葉ですが、この2つの言葉はそれぞれどのようなお金を指しているのでしょうか。

今回は、「残額」「残高」の違いを解説します。

「残額」とは?

「残額」とは、「残りの金額や数量」を意味する言葉です。


「残額」の使い方

特定の数量から数量を差し引いた残りの数量を指します。

ほとんどの場合はある金額から別の金額を差し引いた残りの金額を指す意味で使います。

ICカードにチャージした金額のうち使った金額を差し引いた残りの金額や購入金額のうち分割払いで支払ったぶんを差し引いた残りの金額など、さまざまな残りの金額を表す時に使われる表現です。


「残高」とは?

「残高」とは、「収入から支出を差し引いた残りの金額を指す会計用語」もしくは「口座に入金されている預貯金の額」を意味する言葉です。

「残高」の使い方

会計用語としては収入から支出を差し引いた残りの金額、もしくは貸借を決済した後の残りの金額を指します。

一般的には銀行口座に入金されている預貯金の金額という意味で使われることがほとんどです。

口座に入金したお金から支払いや引き落としを差し引いた残りの金額、つまりその時点で口座に入金されている金額が「残高」に当たります。

「残額」と「残高」の違い

差し引いて残っているさまざまなお金が「残額」、銀行口座に入金されているお金が「残高」という違いで区別されます。

銀行口座のお金は入金手続きをしたお金から支払いで引き落としなどを差し引いた残りのお金であり、銀行口座の「残額」に当たるお金を指す言葉が「残高」です。

「残額」の例文

・『残額が少ないのでチャージする』
・『だいぶ残業が減ってきた』

「残高」の例文

・『残高を照会する』
・『残高不足で引き落としができなかった』

まとめ

「残額」「残高」は銀行口座かそれ以外かを基準にして使い分けられています。

明確な基準が設けられているので正しく使い分けましょう。

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