この記事では、「好成績」と「高成績」の違いを分かりやすく説明していきます。
「好成績」とは?
「好成績」とは、好ましい成績のことを言います。
「好成績」の「好」は「よい」、「好ましい」、「望む」などの意味があります。
また、「成」は「なる」、「出来上がる」、「成し遂げる」などを表しています。
そして、「績」は「つむぐ」、「うむ」、「糸をつむぐ」、「てがら」などを指しています。
「高成績」とは?
「高成績」とは、客観的な評価で、数値的に高い成績のことを言います。
「高成績」の「高」は、「たかい」、「すぐれている」、「尊い」などの意味を持っています。
さらに「成」と「績」は、前述のとおりになります。
「好成績」と「高成績」の違い
「好成績」と「高成績」の違いを、分かりやすく解説します。
「好成績」とは、好ましい成績のことを表しています。
一方、「高成績」は客観的な評価で、数値的に高い成績のことを意味しています。
「好成績」は主観的にも使うことができますが、「高成績」は客観的に用いる場合のみなので、この点に違いがあります。
「好成績」の例文
・『彼はいくつかの大会で、好成績を残しました』
・『今回の大会でようやく好成績を挙げることができました』
・『予想外の好成績で、自分でも驚いています』
・『次こそは好成績を残したいと思っています』
「高成績」の例文
・『常に高成績であるところは評価できます』
・『客観的に見て、他よりも高成績であると言えます』
・『数字を見ると、高成績であることが分かります』
・『高成績ではあるが、本人は納得していないようです』
まとめ
「好成績」は漢字の意味で見てみると、「好ましい手柄を成し遂げる」のような意味合いになります。
また、「高成績」は漢字の意味でみると、「高い手柄を成し遂げる」と言うような意味合いになります。
「好成績」と関連した意味を持つ言葉としては、「好結果(こうけっか)」、「結果を出す」、「美績(びせき)」などが挙げられます。
それぞれの言葉の意味を知り、適切に使っていきたいものです。