国会での様々な議論を聞いていると「国益を守るために」と言う表現がよく聞かれます。
この「国益」とはどう言う意味でしょうか。
同様の意味があるように思われる「公益」とはどう違うのでしょうか。
この記事では、「国益」と「公益」の違いを分かりやすく説明していきます。
「国益」とは?
「国益」とは、文字通り、「国の利益」のことを示す言葉で、多くの場合は「国民に共通の利益」と言う意味を持ちます。
したがって、「国益」と言った場合には「私的な利益」であってはならないということになります。
「公益」とは?
「公益」とは、文字通り、「公の利益」という意味で使われる言葉で、「個人の利益」の反対の言葉ということが暗黙の了解です。
このときの「公」とは、数人のレベルから成立しますが、通常は、少なくともご近所さんくらいから始まります。
利益の定義はその集団の総意に基づくものであるべきですが、場合によっては、マジョリティが認定したものになります。
「国益」と「公益」の違い
「国益」と「公益」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、「不特定多数の人たちの利益」となるものや状況を表す言葉で、同じようなシチュエーションで使用される場合もありますが、その適用範囲が違います。
すなわち、「国益」は属している国にとっての利益であり、「公益」は近所の人の間から、世界中までレベルの違う「公」において使用可能なものですが、多くは、国よりは小さい範囲の県、市やそれらをまたがったものになります。
まとめ
この記事では、「国益」と「公益」の違いを、解説してきました。
「公益」と言えば「公益法人」を連想します。
これは、公益性があると判断された社団法人や財団法人のことを言うのですが、この時の「公益」の認定は「公益法人認定法」と言う特殊な法律にしたがって行われますが、大きなものは「会社の関係者に私的な利益がもたらされない」とか、「社会的信用のある事業を行う」というものがあります。