最近公園などで、ペダルもブレーキもない小さな自転車に子供が乗って遊んでいるのを見ることがあります。
これは「キックバイク」とか「ランバイク」というのですが、これは「ストライダー」とはどう違うのでしょうか。
この記事では、「ストライダー」と「キックバイク」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ストライダー」とは?
「ストライダー」とは、アメリカの幼児用のバイクのメーカーの一つで、そのバイク自体の名前でもあります。
べダルが無くて足が着く小型のバイクを世界中に流行させたメーカーでもあります。
重量や剛性、コントロールのしやすさなどが違う様々なタイプのバイクを販売しています。
「キックバイク」とは?
「キックバイク」とは、前述の「ストライダー」のように、2輪がついた乗り物でペダルが無いので、自分の足で地面を蹴って、あるいは走ったり、歩いたりして動かす乗り物のことです。
走ることから「ランバイク」や「ランニングバイク」とも呼ばれます。
「ストライダー」と「キックバイク」の違い
「ストライダー」と「キックバイク」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、幼い子供が乗る自転車の形の乗り物のことであり、「ランバイク」なども併せて、多くのシチュエーションでは、同じ意味で使われています。
しかし、本来は違うものです。
大雑把に言えば、「ストライダー」は「キックバイク」を作っているメーカーのひとつであり、最も有名なものであるということができます。
つまり、「ストライダー」が「キックバイク」の中で最も売れて、結果として、最も目立ったので、「キックバイク」イコール「ストライダー」という構図ができてしまったということです。
昔の話でいえば「ホッチキス」というのは「ステープラー」のメーカーだというのと同じです。
まとめ
この記事では、「ストライダー」と「キックバイク」の違いに関して説明してきました。
昔は子供が乗っていたのは、うまく乗れなくても倒れない「三輪車」が普通でした。
そして、そこから自転車にグレードアップしたわけですが、今の「キックバイク」は「三輪車」とは違って、自転車の練習というよりは、いろいろな場所を走ったり乗り越えたりする様々なスポーツの前段階という意味が強いようです。