「エアガン」と「モデルガン」はどちらも本物ではない銃ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「エアガン」と「モデルガン」の違いを解説します。
「エアガン」とは?
「エアガン」とは、「空気の力を利用しプラスチックなどで作られた弾丸を発射できる機構を備えた銃」を指す言葉です。
「エアガン」の使い方
圧縮した空気の力で実弾ではないプラスチック弾などを発射できる銃を指します。
圧縮ガスを利用する「ガスガン」も「エアガン」の一種に含まれます。
圧縮空気の力を利用する銃としては害鳥駆除に使用する強力な「空気銃」がありますが「エアガン」は「空気銃」よりも威力が弱いものを指す言葉です。
「エアガン」の威力にも規制があり規制を超えるものは準空気銃として所持規制の対象になります。
「モデルガン」とは?
「モデルガン」とは、「模型の銃」を指す言葉です。
「モデルガン」の使い方
実際に存在する本物の銃やアニメなどに登場する架空の銃などモデルとなる銃の形を模して作られた模型の銃を指します。
引き金を引いたり薬きょうを排出したりなど機構や動作を本物そっくりに再現したものもありますが弾丸は発射できません。
実銃への改造防止のため使用する材料などが規制されています。
「エアガン」と「モデルガン」の違い
圧縮した空気やガスで弾丸を発射できるのが「エアガン」、銃そっくりの形状で弾丸を発射できないのが「モデルガン」という違いで区別されます。
弾丸を撃ち出す強さや材質などは法律で定められており基準を満たさないものは規制対象になります。
「エアガン」の例文
・『エアガンを試し撃ちする』
・『サバイバルゲーム用のエアガンを購入する』
「モデルガン」の例文
・『本物そっくりのモデルガン』
・『映画の撮影にモデルガンを使う』
まとめ
「エアガン」と「モデルガン」は弾丸を発射できるかどうかが区別の基準です。
用途や目的も異なるので憶えておきましょう。