「1時間目」と「1時限目」はどちらも学校の授業時間のうち最初の時間を指す言葉です。
2つの言葉はどのような違いで使い分けられているのでしょうか。
今回は、「1時間目」と「1時限目」の違いを解説します。
「1時間目」とは?
「1時間目」とは、「学校の授業時間のうち1日の最初に当たる1番目の時間」を指す言葉です。
「1時間目」の使い方
学校では時間をいくつかに分けて区切り それぞれの時間を単位として授業がおこなわれます。
1日につき5?7程度行われる授業時間のうちの最初が「1時間目」です。
「1時限目」とは?
「1時限目」とは、「時間を単位時間ごとにいくつかに分けたうちの1番目」を指す言葉です。
「1時限目」の使い方
ある一定の長さの単位時間のことにいくつかに区分けした時、分けられたそれぞれの時間のことを「時限」といいます。
一般的には学校の授業時間や大学の講義時間に対して用いられる表現で、1日のうち最初に行われる1つ目の時限が「1時限目」です。
「1時間目」と「1時限目」の違い
「1時間目」と「1時限目」はどちらも長い時間をいくつかに分けた時間のうち最初の時間を指す言葉です。
学校の授業や大学の講義の時間に対して用いられるという点も共通しており言葉の意味として「1時間目」と「1時限目」に大きな違いはありません。
2つの言葉を使い分ける基準は「長さ」です。
区切られた時間と休み時間をあわせておおよそ1時間程度になる場合は「1時間目」と表現することが多く、90分で1コマの大学の講義などは「1時限目」と表現します。
「1時間目」の例文
・『1時間目は社会の授業だ』
・『寝坊して1時間目に間に合わない』
「1時限目」の例文
・『1時限目からいきなり小テストだった』
・『1時限目の講義は出席率が悪い』
まとめ
「1時間目」と「1時限目」に大きな意味の違いはありません。
昔からの習慣で呼び名が定着しているケースがほとんどなので、あまり深く意味を考えてその学校での言い方に従いましょう。