「解毒」と「消毒」の違いとは?分かりやすく解釈

「解毒」と「消毒」の違いとは?分かりやすく解釈違い

この記事では、「解毒」「消毒」の違いを分かりやすく説明していきます。

「解毒」とは?

「解毒」「げどく」と読みます。

意味は「体内に入った毒の作用を取りのぞくこと」です。

既に体内に 入ってしまった毒物を、薬物や民間療法などにより分解させ除去して、元の身体に戻すことを表します。


「解毒」の言葉の使い方

「解毒」は名詞として「解毒する・した」「解毒作用」などと使われます。

「解」「と(く)」とも読み「一つにまとまったものをバラバラにする」から転じて「バラバラにして効果を失わせる」という意味、「毒」「生命や健康を害するもの」という意味、「解毒」「体内に入った生命や健康を害するものをバラバラにして効果を失わせること」になります。


「消毒」とは?

「消毒」「しょうどく」と読みます。

意味は「病原菌を、薬品や熱、紫外線などにより殺してキレイにすること」です。

身体に悪い影響を与える前に、薬や機器、民間療法などで病原菌を死滅させて、健康を損なわない様にすることを表します。

「消毒」の言葉の使い方

「消毒」は名詞として「消毒する・した」「消毒液」「殺菌消毒」などと使われます。

「消」「け(す)」とも読み「ほろびてなくなる」という意味、「毒」「生命や健康を害するもの」という意味、「消毒」「生命や健康を害するものを前もって滅ぼしてなくすこと」になります。

「解毒」と「消毒」の違い

「解毒」「体内に入った生命や健康を害するものをバラバラにして効果を失わせること」です。

「消毒」「生命や健康を害するものを前もって滅ぼしてなくすこと」です。

「解毒」の例文

「解毒」の例文は以下の通りです。

・『ハチに刺されたのでアンモニアで解毒する』
・『シソの葉には解毒作用がある』
・『解毒効果を早めるために水をたくさん飲む』

「消毒」の例文

「消毒」の例文は以下の通りです。

・『切り傷を消毒する』
・『店舗の入り口で手指を消毒する』
・『消毒液が切れたので購入する』

まとめ

今回は「解毒」「消毒」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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