この記事では、「ですかね」と「ですね」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ですかね」とは?
職場では、仕事の内容に不安を感じるとき、知識がありそうな人に対して「ですかね」といって確かめます。
また、計算しているとき、本当に合っているか確かめる際に「この合計額でいいですかね」と尋ねて確かめるのです。
また、建物を設計するため図面を書いているとき、「廊下の幅はこれでいいですかね」と担当者に聞いて、内容に間違いがないように仕上げます。
「ですね」とは?
具体的に何があるか人に確かめるとき使うのが「ですね」です。
「今日は午後から会議ですね」といった言い方して、相手に内容が本当のことであるか聞くときに使います。
また、「あの会社は倒産寸前ですね」というように、話の内容を知る側が具体的に会話ができそうな人に尋ねるように声をかけて、噂が事実であるか質問し、お互いに共有するときに使う言葉です。
「ですかね」と「ですね」の違い
「ですかね」と「ですね」の違いを、分かりやすく解説します。
自分が物事に取り掛かるとき、今一度何すればいいか人に確かめるように聞くとき使うのが「ですかね」です。
「始まりそうですかね」と本当にそうなるか分からないので、人に話の内容を聞いて確かめるとき使います。
もう一方の「ですね」は、人に対して「本当ですね」と共感する気持ちを伝える言葉です。
また、何かが起こりそうと感じるときは「竜巻が起こりそうですね」と尋ねて、話の内容を共有します。
「ですかね」の例文
・『部長が遅刻した理由は、奥さんとの喧嘩のせいですかね』
・『営業部は今月どれくらいの利益を出せそうですかね』
「ですね」の例文
・『今日は台風なので、遊覧船で芦ノ湖観光は無理ですね』
・『バスも電車も満員で、座れる座席は見当たらないですね』
まとめ
似ているような意味を持つ言葉ですが、相手に内容を確かめるために使うか、共感を求めるために使われるとの違いがあると認識しておくといいでしょう。