この記事では、「菊花賞」と「天皇賞春」の違いを分かりやすく説明していきます。
「菊花賞」とは?
菊花賞は、きっかしょうと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、きくのはなといった意味の菊花の漢字に、功績をあげた者に与える褒美といった意味がある賞の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ菊花賞は、日本中央競馬会が行うクラシックレースの1つで、3歳馬限定で3000メートルの距離で行われる重賞レースを表すのです。
「菊花賞」の言葉の使い方
菊花賞は基本的に、日本中央競馬会が開催するレース名として使われる言葉となっています。
レース名であるため、競走馬に対して、菊花賞に出走するや、菊花賞を回避するといった使い方がされたりするのです。
「天皇賞春」とは?
天皇賞春は、てんのうしょうはるという読み方をすべき言葉となっています。
文字で記されたこの文字を目にすれば一目瞭然な事ですが、毎年春と秋に開催される日本の競馬の重賞レースといった意味を持っている天皇賞の文字に、季節のはるといった意味を有する春の漢字を付け加える事により完成した言葉です。
以上の事から天皇賞春は、中央競馬会のレースとして春に、3200メートルの距離で行われるG1レースの事を示します。
「天皇賞春」の言葉の使い方
天皇賞春は、日本中央競馬会が毎年春に施行するレースの名前として用いられる言葉です。
そのため、天皇賞春に出走するや、天皇賞春の馬券が的中した、といった風に使用されたりする言葉となっています。
「菊花賞」と「天皇賞春」の違い
菊花賞と天皇賞春の漢字表記を並べれば、文字数や使われている漢字が幾つも違う事に気付けるものです。
所が賞という共通の漢字がある上に、どちらも中央競馬会が基本的に京都競馬場で開催する、重賞レースの名前であるという共通点もあります。
ただしレースの条件が違っており、菊花賞は3歳馬限定で、3000メートルという距離で行われるのです。
一方の天皇賞春は、3200メートルというより長い距離で行われるレースとなっています。
まとめ
2つの言葉は、共に中央競馬会が施行する長距離のG1レースを表す言葉です。
ですが使われている漢字以外にも、レースの条件も違っています。
ちなみに菊花賞は毎年10月に、3歳馬限定で3000メートルという距離で行われるレースです。
対する天皇賞春は文字通り春に、3200メートルという距離で行われるレースとなっています。