「一員」と「成員」の違いとは?分かりやすく解釈

「一員」と「成員」の違いとは?分かりやすく解釈違い

この記事では、「一員」「成員」の違いを分かりやすく説明していきます。

「一員」とは?

「一員」「いちいん」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「ある団体に所属する一人のこと」という意味です。

2つ目は「律令制で定められた、各省や寮(役所)に所属する一人のこと」という意味です。


「一員」の言葉の使い方

「一員」は名詞として「家族の一員」「一員になる・なった」などと使われます。

「一」「最初」「ひとつ」という意味、「員」「一定の組織を構成する人」「ある仕事に携わる人」という意味、「一員」で、「組織に属してある役割をするひとりのこと」になります。


「成員」とは?

「成員」「せいいん」と読みます。

意味は、「ある団体や組織などを構成するメンバーのひとり」という意味です。

「成員」の言葉の使い方

「成員」は名詞として「成員数が多い」「成員になる・なった」などと使われます。

「成」「な(る)」とも読み、「なしとげる」「つくりあげる」という意味、「員」「一定の組織を構成する人」「ある仕事に携わる人」という意味、「成員」「一定の組織を成り立たせているひとりのこと」になります。

「一員」と「成員」の違い

「一員」「組織に属してある役割をするひとりのこと」です。

「成員」「一定の組織を成り立たせているひとりのこと」です。

「一員」の例文

「一員」の例文は以下の通りです。

・『子供を引き取り家族の一員として迎える』
・『ペットの愛犬はもはや大切な家族の一員である』
・『試用期間を終えて我が研究所の一員となる』

「成員」の例文

「成員」の例文は以下の通りです。

・『この協議会の成員は誰なのかよく知られていない』
・『調査団の成員の中には既婚女性も多くいる』
・『ある政党の成員が全員集結して決起集会を開く』

まとめ

今回は「一員」「成員」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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