この記事では、「リノベーション」と「フルリノベーション」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「リノベーション」とは?意味
一部の内装を自分好みに変えることを「リノベーション」といいます。
洋風な壁紙を和風に変えて、古きよき日本家屋の魅力を取り入れた部屋にしたり、反対にお洒落な洋風の玄関にするのです。
他には、生活形式に応じた間取りにして、より家族が集まりやすい空間にしたり、使いやすくすることもあります。
間取りや内装だけでなく、古くなった柱や壁、床などを補修して耐震性を強化したり、気温が低くなる冬でも暖かくして過ごせるよう断熱性能を高める工事も依頼できるのが魅力的です。
「フルリノベーション」とは?意味
住まい全体を改装することを「フルリノベーション」といいます。
トイレから廊下、寝室、台所などすべての部屋と水周りを改装するのです。
すべての壁と床を壊して、そこから間取りや内装を丸ごと変えてしまうので、完成したときは外観も含めてまったく違う家に見えます。
骨組みにするため、間取りを好きなように変えられるという自由度が高いのも人気なところです。
新築を建てるよりも固定資産税がかかりにくいので、費用を抑えて全体的に新しくできるのが利点です。
毎月の固定資産税が上がることもなく、評価額も上げずに部屋も水周りも新しくできます。
「リノベーション」と「フルリノベーション」の違い
「リノベーション」と「フルリノベーション」の違いを、分かりやすく解説します。
今よりも家を快適にすることに変わりませんが、自分が改修したいと思う所だけを改修するのが「リノベーション」です。
一部だけの内装や間取りを変えるので、住みながら工事ができます。
工事費も抑えられますし、期間もそれほど長くかからないのも住む人に負担がかかりにくいところです。
もう一方の「フルリノベーション」は、1階から2階まですべてを一度骨組みだけにして、そこから好みの間取りや内装にする改修工事という意味があります。
そのため、住人は他に部屋を借りて、工事が終わるまで過ごすことになる改修工事を指すわけです。
まとめ
どちらも家の改修工事を意味するものですが、一部だけを工事するか、すべて改修して住みやすくするかの違いがあります。
また、工事費、税金などにも違いがありますので、自分なりに比較してみるといいでしょう。