この記事では、「無視」と「無関心」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「無視」とは?意味
話しかけられても振り返ることなく、通り過ぎることを「無視」【むし】といいます。
このような行動をとる理由には、話し出すと何十分も開放してくれないので、話したくないと思う相手のとき、無言で去って「話しかけるな」と態度で伝えるわけです。
また、話が合わないのでつまらない、嫌いだと思う相手には「無視」したいという気持ちになります。
「無関心」とは?意味
興味を示さないことを「無関心」【むかんしん】といいます。
今流行りの服は何かと興味を示すことでも目を向けないは、魅力を伝えても表情を変えずにその場を後にするほど関心を示しません。
このような人は、愛する家族が似顔絵を描いて見せても感動した様子も見せず、感謝の言葉さえ伝えないのです。
それだけ人や物、流行などに関心を示さない者を指します。
「無視」と「無関心」の違い
「無視」と「無関心」の違いを、分かりやすく解説します。
相手が話しかけているというのに、声などかけられていないという態度を見せる行為が「無視」になります。
「信号無視」は赤信号で停止しなければならないのに、自分の都合で通り過ぎることによって事故を誘発する原因となってしまうのです。
もう一方の「無関心」は、目の前で起きた出来事にも興味を示すことなく、関心すらせずにさっさとその場を立ち去ります。
「無視」の例文
・『既読無視されて腹が立ったので、友人と絶交した』
・『勝手に部屋の中に入った姉の行動が許せないので、無視した』
「無関心」の例文
・『流行に無関心な彼女と付き合っても、楽しいと思えない』
・『楽器に無関心だったが、友人に勧められて興味を持つ』
まとめ
どちらも興味を示さない人を意味する言葉ですが、話しかけても振り向かないことを「無視」といい、関心がないことを「無関心」というと覚えておくといいでしょう。