「意見」と「根拠」の違いとは?分かりやすく解釈

「意見」と「根拠」の違いとは?違い

この記事では、「意見」「根拠」の違いを分かりやすく説明していきます。

「意見」とは?

「意見」「いけん」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「ある事柄に対する自分の考えや主張」という意味で、自分がそのことについて心に思うところのことです。

2つ目は「自分の考えを述べて、人の過ちをいさめること」という意味で、人の間違いに気づかせる為に自分の考え方を伝えることです。


「意見」の言葉の使い方

「意見」は名詞として「意見する・した」「意見を述べる」「意見交換」などと使われます。

「意」「心の中の思い」という意味、「見」「み(る)」とも読み「目で見る」から転じて「ものの見方や考え」という意味、「意見」「心の中の思いや考えのこと」になります。


「根拠」とは?

「根拠」「こんきょ」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「ある事柄が存在する理由となるもの」という意味で、事実を証明するよりどころとなるもののことです。

2つ目は「本拠」という意味で、ある集団が活動の拠点としている場所のことです。

「根拠」の言葉の使い方

「根拠」は名詞として「根拠がある・ない」「根拠を示す」などと使われます。

「根」「ね」とも読み「植物の根元」から転じて「ものごとの大本」という意味、「拠」「何かをするための足場とする」から転じて「よりこどころとなるもの」という意味、「根拠」「ものごとの大本としてよりどころとなるもの」になります。

「意見」と「根拠」の違い

「意見」「心の中の思いや考えのこと」です。

「根拠」「ものごとの大本としてよりどころとなるもの」です。

「意見」の例文

「意見」の例文は以下の通りです。

・『私の意見はあなたと同じです』
・『会議で自分の意見を述べる』
・『後輩が先輩に意見する』

「根拠」の例文

「根拠」の例文は以下の通りです。

・『何を根拠にその様なことを言っているのだ』
・『はっきりした根拠を示せば納得する』
・『彼はその結論に至った根拠を説明した』

まとめ

今回は「意見」「根拠」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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