この記事では、「平凡」【へいぼん】と「無難」【ぶなん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「平凡」とは?意味
飛びぬけて人と違うところもなく、普通の考え方と能力を持つ人のことを「平凡」【へいぼん】といいます。
人よりも優れた能力や才能があるわけでもないが、かといってひどく頭が悪いとか、作業ができないということでもない者であるので無難だといった意味があるわけです。
多くの人と同様のことができ、間違った考えや行動もしないところがいたって「平凡」に思えます。
「無難」とは?意味
これといって優れたところはないが、非難する点もないため悪くもないといった人のことを「無難」【ぶなん】といいます。
人として欠点もなく、多くの人と同じように行動ができるので、顔は好みでなくても、付き合ってみればいい関係が築けるだろうと勧めるわけです。
他にも、「この筆を買っておけば無難だ」と、数ある中でも使えていいと思うものを勧めます。
「平凡」と「無難」の違い
「平凡」と「無難」の違いを、分かりやすく解説します。
驚くほどの才能や身体能力はないが、それといって悪いところもない人を「平凡」といいます。
見た目も考え方も一般的といった人を見て、「平凡でいい」と褒める意味で使われている言葉です。
もう一方の「無難」は、難しく物事を考えることもなく、問題のない行動ができる人に対して使われています。
「平凡」の例文
・『平凡な日常が一番無難で静かに暮らせると感じる』
・『彼女は平凡すぎるので、少し変わってほしいと思う』
「無難」の例文
・『この車を選べば燃費がかからないので、無難だ』
・『いつも無難な出来に仕上げる部下に頼めば安心と感じる』
まとめ
どちらも悪いところもなく、人を驚かせるようなこともありませんが、そこが「平凡」で「無難」なのでいいと思うわけです。
このような人であれば問題はないと思う相手と出会ったとき、褒め言葉として使ってみるといいでしょう。
