「厚着」と「重ね着」の違いとは?分かりやすく解釈

「厚着」と「重ね着」の違いとは?違い

この記事では、「厚着」「重ね着」の違いを分かりやすく説明していきます。

「厚着」とは?

「厚着(あつぎ)」とは、衣服を何枚も重ねて着用することを言います。

「厚着」と似た意味を持つ語としては、「着込(きこ)む」「着膨(きぶく)れ」などが挙げられます。

また、「厚着」と反対の意味の語は、「薄着」になります。


「重ね着」とは?

「重ね着」とは、衣服を何枚も重ねて着用することや、その衣服や、着た状態のことを表しています。

「重ね着」と似ている語では、「重ねて着る」「何枚も着る」などがあります。


「厚着」と「重ね着」の違い

「厚着」「重ね着」の違いを、分かりやすく解説します。

「厚着」とは、衣服を何枚も重ねて着用することを意味しています。

一方、「重ね着」は衣服を何枚も重ねて着用することや、その衣服や、着た状態のことを言います。

「厚着」「重ね着」は、衣服を何枚も重ねて着用することという点は共通しています。

ただ、意味合い的に「厚着」は衣服の生地が厚いものも含まれますが、「重ね着」の方は、生地の厚さに関係なく、重ねて着ると言う意味を含んでいるので、この点に違いがあります。

「厚着」の例文

・『外は寒かったので、厚着をしたら汗をかいてしまいました』
・『気温差が激しい時は、薄着か厚着か迷ってしまいます』
・『冬は一枚でも暖かくなる厚着の服装をしようと思っています』
・『彼女はいつも厚着をしているように見えます』

「重ね着」の例文

・『重ね着のメリットは、気温差に併せて、脱ぎ着ができることです』
・『前開きの衣服を重ね着することで、脱ぎ着がしやすくなります』
・『重ね着をすると、中に空気の層ができて暖かくなります』
・『寒い時期は重ね着のオシャレにこだわってみたいものです』

まとめ

「厚着」「厚」「あつい」「ぶあつい」「手あつい」などの意味があります。

また、「着」「つく」「ちゃく」「きる」などを表しています。

一方、「重ね着」「重」は、「おもい」「え」「かさねる」などの意味を持っています。

さらに「着」は前述のとおりになります。

それぞれの漢字の意味を見てみると、「厚着」「厚く着る」「重ね着」「重ねて着る」と言うような意味合いになります。

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