「忘年会」と「納会」の違いとは?分かりやすく解釈

「忘年会」と「納会」の違いとは?違い

締めに開かれる会合を指す言葉として「忘年会」「納会」があります。

この2つの会はどのような違いで区別されているのでしょうか。

今回は、「忘年会」「納会」の違いを解説します。

「忘年会」とは?

「忘年会」とは、「年の終わりに開かれる宴会」を指す言葉です。


「忘年会」の使い方

その年の苦労をねぎらう意味で年末に開催される宴会を指します。

日本で習慣的に行われている行事の一種で内容に特に決まりはなく年末に開かれる宴会を総称する言葉として使われています。

普段行われている飲み会と全く同じ内容でも年末に開かれれば「忘年会」です。

1年の苦労をねぎらうという意味で会社や団体などが主催し招待する形で開かれることもありますが、普通の飲み会と同じように参加者が会費を払って宴席を設けるのが一般的です。


「納会」とは?

「納会」とは、「物事の終わりに行われる会合」を指す言葉です。

「納会」の使い方

プロジェクトが完成したりイベントが終了したりなど仕事が終わりを迎えた時に無事終わったことを祝して開かれる会合を指します。

一般的に「打ち上げ」と呼ばれる会合に近く、今までの苦労をねぎらい無事に終わったことを祝う目的で開催されます。

飲食メインの宴会スタイルで行われることもありますがビジネス関係で開かれる場合は日中に関係者を招いて行うなどごく軽い集まりであることが多く、宴席にはつきものである酒が出ないことも珍しくありません。

物事が終了していなくても年末や年度末など節目に行うこともあります。

「忘年会」と「納会」の違い

年末に開かれる宴会が「忘年会」、物事の終わりや節目に開かれる会合が「納会」という違いで区別されます。

「忘年会」は年末の12月に開かれるのに対し、「納会」は物事の終わりで開かれる会合なので1年のいつでも開催されます。

「忘年会」の例文

・『12月は忘年会シーズンだ』
・『忘年会の幹事を任される』

「納会」の例文

・『イベントの終了後に納会が開かれた』
・『納会で挨拶する』

まとめ

「忘年会」「納会」は目的と開かれるシーズンに違いがあります。

両方を兼ねて開かれる宴会もあるのでそれぞれの意味を正しく理解しておきましょう。

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