価値が高いものを表す言葉には「宝物」や「宝石」があります。
この記事では、「宝物」と「宝石」の違いを分かりやすく説明していきます。
「宝物」とは?
「宝物」とは宝として価値があるもの全般を示す言葉です。
希少価値が高い物品から高い値段がつくものに対してよく使いますが、これ以外にも主観的に大切だと思っているものにも使うことが可能です。
「宝物」は「たからもの」や「ほうもつ」と読む言葉であり、これを保管しておく「宝物庫」は「ほうもつこ」と読みます。
「宝物」は個人が大切にしていた思い出の品から、かけがえのない絆や仲間などに対して使うことも可能です。
「宝石」とは?
「宝石」とは希少価値の高い固形物や鉱石を示す言葉です。
「宝石」はその希少性から市場では高い値段が付くものが多く、外見も美しいものが多いことから貴重品やプレゼントとして重宝されています。
「宝石」を使ったジュエリーやアクセサリーは煌びやかなものが多く、女性のファッションアイテムとして高い人気があります。
「宝石」は市場価値が高いことから専門鑑定士によってランク付けされ、値段が大きく変動します。
「宝物」と「宝石」の違い
「宝物」は価値のあるもの全般を示す言葉であり、金銭的な価値が高いものから個人が大切にしているものまで幅広く使うことが可能です。
「宝石」は希少価値が高い固形物や鉱石を示す言葉であり、高い値段で取引されるものとして有名です。
「宝物」の例文
・『その高校で得た体験は宝物です』
・『宝物庫に賊が侵入したとの連絡があり、兵士が駆け付けた』
「宝石」の例文
・『宝石の中でもダイヤモンドが一番綺麗で好きです』
・『様々な宝石をあしらったクラウンが展示されています』
まとめ
「宝物」や「宝石」はどちらも価値が高いものを示す時に使う言葉です。
「宝物」は大切な思い出や絆のように比喩として使うことが可能ですが、「宝石」は基本的に希少価値が高い鉱石に対して使います。
