この記事では、「看病」と「看護」の違いを分かりやすく説明していきます。
「看病」とは?
「看病」とは病気を患った人に付き添い世話することです。
子供が風邪を引いた時に親が付き添って面倒を見るのも「看病」ですが、「看病」が必要ということは自分で自分の世話ができない状態とも言えるので、特に重病者に付き添い世話をするという行動や状況を指すことが多いでしょう。
「看病」は病とついているようにあくまでも病気を患っている人の世話をすることなので、怪我のせいで世話が必要な人に付きそうことは含みません。
「看護」とは?
「看護」とは怪我を負った人や病気を患った人に付き添い世話することです。
怪我の場合大事に至らないものであっても場所によっては生活する上で不便が生じることもしばしばあるので、「看病」に比べると比較的軽い状態でも使われる機会があります。
また怪我や病気以外にも重度の疲労などで動くのが難しいという人の世話をするのも「看護」です。
たとえば出産直後の女性を世話することが疲労した人に対する「看護」の例になります。
「看病」と「看護」の違い
「看病」と「看護」の違いを、分かりやすく解説します。
病気を患った人に付き添い世話することが「看病」で、怪我や病気をした人に付き添い世話することが「看護」です。
「看病」は特に症状が重い人に対して使われがちな言葉ですが、「看護」は比較的軽い症状でも使われることがあります。
また世話が必要になった原因について「看病」は病気だけと範囲が狭いですが、「看護」は病気だけでなく怪我や重度の疲労まで含み範囲がとても広いです。
まとめ
「看病」と「看護」の違いは病気だけか病気以外の怪我なども含めるかという、世話が必要になった原因の違いが一番大きいでしょう。
「看病」は軽症の場合はされないことが多く「看護」は場所が悪ければ軽傷でもされがちという違いはありますが、あくまで傾向としての違いであり言葉の違いというほどではありません。