「干潮」と「引き潮」の違いとは?分かりやすく解釈

「干潮」と「引き潮」の違いとは?違い

この記事では、「干潮」「引き潮」の違いを分かりやすく説明していきます。

「干潮」とは?

「干潮」とは海の水位が最も低い状態を指す言葉です。

海の水面は高さが一定ではなく太陽と月の影響を受けて時間とともに水面が高くなったり逆に低くなったりします。

そういった水面の高さの移り変わる中で一番水面が低くなった状態や一番低くなる時間が「干潮」です。

地球全体の状態によっても北極南極の氷が溶けるなどで海の水位は変わりますが、そういった海の水量自体は「干潮」とは関係ありません。

あくまでも太陽と月の影響で上下する分で一番水位が低い状態を指すのが「干潮」です。


「引き潮」とは?

「引き潮」とは時間の経過とともに海の水位が下がっていく時間帯です。

太陽と月の重力から影響を受けて海の水位は時間とともに上下しますが、一番水位が高い満潮から一番水位が低い「干潮」になるまでの間が「引き潮」になります。

そのため時間帯的には「引き潮」でも満潮直後だから水位は高いということもあるでしょう。

今の水位とは関係なくこれから水位が下がっていく時間帯が「引き潮」です。


「干潮」と「引き潮」の違い

「干潮」「引き潮」の違いを、分かりやすく解説します。

海の水位が最も低い状態や時間が「干潮」で時間の経過とともに海の水位が低くなっていく時間帯が「引き潮」です。

「干潮」は必ず水位が低い状態ですが「引き潮」は満潮直後で水位が高い状態のこともあります。

潮の満ち引きを起こす太陽と月の位置は常に動いているので最も低いタイミングの「干潮」はとても短く「引き潮」の時間は長いです。

まとめ

太陽と月の重力を受けて上下する海の水面は、「引き潮」の状態で時間の経過と共に水位がどんどん下がっていき、水位の低下がピークになると「干潮」と言われます。

「干潮」時の水位も毎回変動しますが「引き潮」の水位は刻一刻と変化していくというのも両者の違いと言えるでしょう。

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