「ライム」と「キーライム」はどちらも爽やかさが魅力の柑橘類ですが、どのような違いで区別されているのでしょうか。
今回は、「ライム」と「キーライム」の違いを解説します。
「ライム」とは?
「ライム」とは、「ライムの木に実る柑橘類の果実」です。
「ライム」の使い方
ミカン科の常緑低木であるライムの木の実で直径10センチ程度の柑橘果実です。
熟すと黄色くなりますが食用にするものは熟す前の緑のうちに収穫します。
爽やかで鮮烈な芳香と特有の苦味が特徴で料理や菓子の香り付けにしたり、果汁を絞ってジュースやカクテルにしたりなどさまざまな用途に使用される食材です。
「キーライム」とは?
「キーライム」とは、「東南アジア原産の柑橘果実」です。
「キーライム」の使い方
元々は東南アジアの果物ですが探検家によりアメリカ大陸に持ち込まれ後にメキシコで本格的な栽培されたことから「メキシカンライム」という別名があります。
直径は2. 5?5センチととても小さく同じ柑橘類である金柑と同じくらいのサイズです。
清々しい香りと鮮烈な酸味が特徴で、味と香りを楽しむだけでなく飲み物やケーキに添えるなど飾りとしても使われます。
「ライム」と「キーライム」の違い
「ライム」と「キーライム」はどちらもミカン属の柑橘類です。
爽やかな芳香や鮮烈な酸味など鮮やか香りはよく似ていますが「ライム」には苦味があるのに対し、「キーライム」にはほとんど苦味がないという違いがあります。
日本では「ライム」の流通量のほうが圧倒的に多く「キーライム」はわずかな量しか出回っていません。
「ライム」の例文
・『ライムを絞ってジュースにする』
・『ソルティドッグにはライムが欠かせない』
「キーライム」の例文
・『ドリンクにキーライムを添える』
・『キーライムをかじると強烈な酸味に襲われた』
まとめ
「ライム」と「キーライム」はどちらも緑色をした柑橘類ですが大きさが違います。
味も異なるので特徴を理解して使い分けてください。