光が不足している状態やものが見えないことを表す時に使う言葉には「暗い」や「暗黒」があります。
この記事では、「暗い」と「暗黒」の違いを分かりやすく説明していきます。
「暗い」とは?
「暗い」とは明かりや光が不足していることを表す言葉であり、ものがよく見えない時に使います。
「暗い」は天気や部屋の明かりから、雰囲気や表情、性格などの抽象的なものに対して使うことも可能です。
この場合の「暗い」はよくないことや爽やかでないという意味で使います。
「暗い」は英語で“dark”であり、カタカナ語である「ダーク」も色々な場面で使われています。
「暗黒」とは?
「暗黒」とは光が完全に差し込まない真っ暗闇を表す言葉です。
「暗黒」はこれ以外にも社会や世界の秩序が乱されている状態や、人間性や文明が混沌としていることを表す時にも使うことが可能です。
「暗黒時代」とは社会の秩序が乱れた時期を表す言葉であり、代表的なものには古代ローマ文化が没落した後の中世期があります。
「暗黒物質」とは天文用語として使われる言葉であり、宇宙空間に存在するとされている仮想の物質を表します。
「暗い」と「暗黒」の違い
「暗い」は光が不足している状態を表す言葉であり、「暗黒」は完全に光が差し込まない真っ暗闇を表す言葉です。
「暗い」は雰囲気や性格などにも使うことが可能です。
「暗い」の例文
・『暗いところから一気に明るい場所に出たので、しばらく目が眩しくて大変でした』
・『自分は暗い雰囲気の方が落ち着くのですが、彼女ができてからは部屋を明るくするようにしました』
「暗黒」の例文
・『暗黒物質は色々なファンタジーやSFに出てくる物質であり、きっと存在すると信じています』
・『彼はその強さと独特な鎧から暗黒騎士と呼ばれており、その名は他国にまで渡りました』
まとめ
「暗い」は光が不足していることや爽やかでないことを表す言葉であり、「暗黒」は光が全くない真っ暗闇を表す言葉です。