この記事では、「デイジー」と「マーガレット」の違いについて紹介します。
デイジーとは?
デイジーとはキク科の花の1つで、ヒナギク(雛菊)やチョウメイギク(長命菊)と呼ばれることもあります。
ヨーロッパの地中海沿岸地域が原産で、イタリアの国花としても知られています。
日本には明治時代に伝わりました。
デイジーには色々な種類があり、花の色も白やピンク、赤、紫、褐色など様々です。
中心の管状花は黄色をしています。
また、花の大きさは2㎝程度の小型のものから10㎝に近い大型の花までありますが、小型の花の方が多いです。
開花時期は2月から5月にかけてで、夏になると枯れます。
マーガレットとは?
マーガレットもキク科の花で、和名はモクシュンギク(木春菊)です。
カナリア諸島が原産とされ、日本には明治時代に伝わりました。
マーガレットは冬から春にかけて花を咲かせます。
白色の一重咲きのものが一般的ですが、ピンクや赤、クリーム色、オレンジ色などもあります。
八重咲きや丁字咲き、ポンポン咲きなどもあり、種類が豊富です。
マーガレットの品種には、サンデーリップルやサマーメロディー、チェルシーガール等があります。
デイジーとマーガレットの違い
デイジーとマーガレットは見た目がよく似ています。
デイジーは小型の花が多く、マーガレットは大型の花が多いです。
また、マーガレットの花は花弁が細長くて一つ一つがくっきりしています。
それから葉にも違いがあり、マーガレットにはギザギザの切れ込みがあります。
デイジーの葉には切れ込みはありません。
それからデイジーは日本だと夏には枯れてしまいますが、マーガレットは夏には成育を休止しますが毎年花を咲かせます。
マーガレットは1メートルにも伸びます。
まとめ
デイジーは小型の花が多く、マーガレットは大型の花が多いです。
また、葉にギザギザの切込みがあるのはマーガレットで、デイジーにはありません。