この記事では、「ざわめく」と「どよめく」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ざわめく」とは?
「ざわめく」の意味は以下の通りです。
1つ目は「音声が混ざって騒がしい様子」という意味で、大勢の人が一斉に声を出してあたりが賑やかになることです。
2つ目は「細かい動きが続いて雑音がする様子」という意味で、木の葉などが細かく動いてすれることにより、ざわざわと音がする様子のことです。
3つ目は「気持ちが動揺して落ち着かない様子」という意味で、心理的な変化により不安になる様子のことです。
「ざわめく」の言葉の使い方
「ざわめく」は動詞として「ざわめく・ざわめいた」と使われたり、名詞として「木々のざわめき」などと使われます。
基本的に、「細かい音声が混ざって騒がしい様子」「気持ちが落ち着かない様子」に使われる言葉です。
「どよめく」とは?
「どよめく」は「響く」と書き、意味は以下の通りです。
1つ目は「音が鳴り響くこと」という意味で、大きな音が周囲にひびき渡ることです。
2つ目は「人が一斉に驚きの声を上げる」という意味で、大勢の人が集まっている時に何らかの想定外のことが起きて、人々が驚きや感嘆の声を上げて賑やかになる様子のことです。
3つ目は「精神的に動揺する」という意味で、ショックを受けたりして精神的に大きく揺れ動くことです。
「どよめく」の言葉の使い方
「どよめく」は動詞として「どよめく・どよめいた」と使われたり、名詞として「会場のどよめき」などと使われます。
基本的に、「人が一斉に驚きや感嘆の声を上げて大きく響く様子」「精神的に動揺する様子」に使われる言葉です。
「ざわめく」と「どよめく」の違い
「ざわめく」は「細かい音声が混ざって騒がしい様子」「気持ちが落ち着かない様子」という意味です。
「どよめく」は「人が一斉に驚きや感嘆の声を上げて大きく響く様子」「精神的に動揺する様子」という意味です。
「ざわめく」の例文
「ざわめく」の例文は以下の通りです。
・『休憩時間になり会議室がざわめく』
・『強風で木々がざわめいている』
・『恋人の浮気が心配で気持ちがざわめく』
「どよめく」の例文
「どよめく」の例文は以下の通りです。
・『逆転ゴールで会場がどよめく』
・『アイドル登場で観客がどよめく』
・『恋人にフラれて心がどよめく』
まとめ
今回は「ざわめく」と「どよめく」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。