この記事では、「自然数」と「整数」の違いを分かりやすく説明していきます。
「自然数(しぜんすう)」とは?
「自然数」とは、「正の整数」のことであり、「1、2、3、4、・・・のような数字のこと」であり、英語では“natural number”と訳されます。
基本的に「自然数」(=正の整数)に「0」や少数、分数は含まれませんが、解釈によっては「0」も含まれる場合があるようです。
逆に-1、-2、-3、-4、・・・のような「0より小さい数」は「負の整数/負の数」になります。
「整数(せいすう)」とは?
「整数」とは、「少数と分数を除く、0、1、2、-1、-2、・・・などの数字のこと」であり、英語では“integer”や“whole number”と訳されます。
先述したように、「整数」のうちでも1や13、25のように「0より大きい数」は「正の整数」、そして、-1や-50、-100など「0より小さい数」は「負の整数/負の数」として区分されます。
「自然数」と「整数」の違い
「自然数」は1、2、3、4、・・・のような0と少数、分数以外のことであり、「正の整数」と同義です。
対して、「整数」は0、1、2、-1、-2、・・・のような少数と分数以外の0を含める数字のことです。
0より大きい数は「正の整数」(=自然数)、逆に0より小さい数は「負の整数/負の数」として扱われます。
したがって、「整数」に包括されている数字のうち、0と負の整数を除いた「正の整数」が「自然数」であると解釈できます。
まとめ
・「自然数」とは、「正の整数」のことであり、「0や少数、分数を含まない1、2、3、4、・・・のような数字のこと」です。
・「整数」とは、「少数と分数を除く、0、1、2、-1、-2、・・・などの数字のこと」です。
「0より大きい数」は「正の整数」(=自然数)、そして「0より小さい数」は「負の整数/負の数」として扱われます。