「単電池」と「組電池」の違いとは?分かりやすく解釈

「単電池」と「組電池」の違いとは?違い

この記事では、「単電池」「組電池」の違いを分かりやすく説明していきます。

「単電池」とは?

「単電池」とは単体で電気の供給源として使用できる電池です。

例えば日常的に見かける乾電池は使う際に複数本同時に使うことも多いですが、乾電池1本でも物によっては通電させられます。

このようにプラスとマイナスの電極を持ちそれ一つだけで電気を供給できるものが「単電池」です。

乾電池やボタン電池など電池という名称が付けられて市販されているものは多いですが、それらは基本的に「単電池」に分類されます。


「組電池」とは?

「組電池」とは「単電池」を複数組み合わせて一つの電気供給源にしたものです。

同じ規格で複数個の「単電池」を並列あるいは直列で一組にすることで、単体で使うよりも長時間使えるようにしたり、より強い電気を供給できるようにしたものが「組電池」になります。

「組電池」に組み込まれる「単電池」は樹脂ケースや端子によって固定されて使われ、例えば電池を複数使うリモコンや時計などはソケットに「単電池」をはめることで「組電池」を作り、そこから電気が供給されるという仕組みです。


「単電池」と「組電池」の違い

「単電池」「組電池」の違いを、分かりやすく解説します。

一般的な乾電池のように単体でプラスとマイナスの電極を持ち電気を供給できるものが「単電池」で、それを複数個組み合わせて一つの電気供給源にしたものが「組電池」です。

「単電池」はセットで販売されている電池をバラして一個ずつ使うこともできますが、「組電池」はセットになっている中から電池を一つでも分離させると「組電池」として使えなくなります。

まとめ

単体でも使える電池が「単電池」で、それを複数個セットにして一つの大きな電池にしたものが「組電池」と考えれば基本的に問題ありません。

一般的に電池とだけ呼ぶ場合「単電池」を指すことが多く、「組電池」を指す場合はそのまま「組電池」と呼んだりバッテリーと呼ぶことが多いでしょう。

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