本記事では、「役職」と「職位」の違いを分かり易い形で説明致します。
「役職」とは?
役職は、やくしょくと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、割り当てられた仕事といった意味の役の漢字に、担当している務めといった意味がある職の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ役職は、役目や管理職といった意味を表すのです。
「役職」の言葉の使い方
役職は、役目とその仕事といった意味の言葉として使われています。
特に会社等の組織の中で、管理職を指し示す言葉としてこの役職という言葉が使用されているのです。
「職位」とは?
職位は、しょくいと読むべき言葉となっています。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事となりますが、責任を持ってあたる任務という意味を持つ職の文字に、地位や身分の上下関係といった意味を有する位の文字を付け加える事で完成した言葉です。
以上の事から職位は、組織で仕事をする上での地位といった意味を示します。
「職位」の言葉の使い方
職位は、組織での仕事上の地位という意味で用いられる言葉です。
基本的には、会社等の組織の中で決められている地位という意味の言葉として、この職位は使用されています。
「役職」と「職位」の違い
役職と職位の漢字を並べれば、役と位という漢字の違いがある事に気付く事が可能です。
所が1つの漢字は共に職であり、どちらも組織における地位といった同じ様な意味を持っています。
ただし役職は、組織における立ち位置を表すのです。
一方の職位は、組織内での仕事内容や責任といった意味を強く示します。
まとめ
2つの言葉は、共通する漢字がある上に、組織内の地位といった形で示す意味合いも似通っているのです。
ですが漢字の違いがある事で、表現する意味のニュアンスには、相違点を発見出来ます。
ちなみに役職は、組織における立ち位置といった意味を表す際に使われる言葉です。
対する職位は、組織内での役割や責任といった意味がより強く出た言葉として用いられています。
