「フェタチーズ」と「カッテージチーズ」の違いとは?分かりやすく解釈

「フェタチーズ」と「カッテージチーズ」の違いとは?違い

この記事では、「フェタチーズ」「カッテージチーズ」の違いについて紹介します。

フェタチーズとは?

フェタチーズとは、羊や山羊の乳から作られるギリシャ原産のフレッシュチーズです。

ギリシャでは食卓に欠かせないチーズとして親しまれており、紀元前8世紀には既に存在していました。

古代ギリシャの叙事詩ホメーロスにもフェタチーズの記述があります。

そのため世界最古のチーズとして知られています。

フェタチーズは見た目が白く、塩気とほのかな酸味があります。

不均一な小さな孔が沢山あり、ポロポロとしています。

ギリシャではメゼと呼ばれる軽食としてそのまま食べることもありますし、サラダやパイ等にも使われています。


カッテージチーズとは?

カッテージチーズは、脱脂乳を原料に作られるチーズです。

脱脂乳は、牛乳から乳脂肪分を取り除いたものをいいます。

熟成工程のないフレッシュチーズで、脂肪分が取り除かれているためヘルシーです。

良質なタンパク質とカルシウムが豊富で、ダイエット食としても人気があります。

サラダのトッピングにしたり、チーズケーキ等お菓子作りなどにも使われます。

見た目は白く、クセのないマイルドな味わいです。

ほんのりとした酸味とミルクの風味が感じられます。


フェタチーズとカッテージチーズの違い

フェタチーズとカッテージチーズの違いは、使用している原料にあります。

フェタチーズには、主に羊乳が使われています。

山羊乳を混ぜる場合もありますが、その場合には山羊乳は30%までとされます。

それに対してカッテージチーズには、牛乳から乳脂肪分を取り除いた脱脂乳から作られています。

また、フェタチーズは、ギリシャで伝統的な手法で作られたものをいいます。

カッテージチーズの産地は、オランダやイギリス等です。

塩気が強いのは、フェタチーズの方になります。

まとめ

フェタチーズは羊乳や山羊乳から作られていますが、カッテージチーズは牛乳から作られています。

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