この記事では、「神対応」【かみたいおう】と「塩対応」【しおたいおう】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「神対応」とは?意味
ファンが握手やサインを求めたときは快く対応し、疲れていても笑顔を絶やさないアイドルの行為や態度を「神対応」【かみたいおう】といいます。
会場に来てくれたファンを労い、心がこもった言葉をかけたり、写真も楽しそうに撮らせてくれるなど神様のような対応を見せるわけです。
その姿はとても献身的であり、多くの人に憂いを与え、やさしさを感じさせるでしょう。
「塩対応」とは?意味
握手やサインを求めた者に対して無視したり、そっけない態度を見せることを「塩対応」【しおたいおう】といいます。
このような対応をとるのが芸能人であり、忙しいとき相手にできないため無視して通り過ぎることもありますし、しつこくするようなファンと触れ合うのを避けたいと思うとき見せる対応を指すわけです。
言葉が生まれたきっかけは、挨拶もせず、無愛想にする芸能人の態度を見たファンが「しょっぱい」と言い放ったことからでした。
「神対応」と「塩対応」の違い
「神対応」と「塩対応」の違いを、分かりやすく解説します。
天使のような笑顔を見せながら握手したり、談話するなどしてファンをもてなすアイドルの行為が「神対応」です。
忙しいからと蔑ろにせず、すべてのファンに向き合って、楽しいやり取りを心がけるその対応こそが神のようでもあります。
もう一方の「塩対応」は、事務的な笑顔を見せたり、そっけない話し方するので、ファンをがっかりさせる行為という違いがあるわけです。
「神対応」の例文
・『店への苦情に対してうまく返答できる店員の神対応が話題』
・『楽しいトークで場を良くするアイドルの神対応が嬉しい』
「塩対応」の例文
・『塩対応の店員がいる店は客が少なくなっていき、閉店する』
・『男性の塩対応に惹かれて惚れてしまう女性がいる』
まとめ
まったく正反対の対応を意味する言葉を2つご紹介しました。
どのようなものが「神」か「塩」なのか実際にイベント会場に行って体験してみるといいでしょう。