この記事では、「未確定」と「不確定」の違いを分かりやすく説明していきます。
「未確定」とは?
「未確定」は「みかくてい」と読みます。
意味は「最終的に決まっていない状態のこと」です。
これから決定されるべき事柄で、現状ではまだはっきりしたことが決まっていない状態を表します。
「未確定」の言葉の使い方
「未確定」は「未+確定」で成り立っている語です。
「未」は「いま(だ)」とも読み、「まだ~しない」という意味、「確定」は「はっきり定まること」という意味、「未確定」で「まだはっきりと定まらない」になります。
基本的に、「まだ決まっていない状態で、今後決定されるであろう状態」に使われる言葉です。
「不確定」とは?
「不確定」は「ふかくてい」と読みます。
意味は「はっきりと決まっておらず、真偽が確かでないこと」です。
その様だとされる説があるのですが、事実ではない可能性もあり、今後はっきりするか分からない状態を表します。
「不確定」の言葉の使い方
「不確定」は「不+確定」で成り立っている語です。
「不」は打消しの助動詞として「~しない」「~でない」「よくない・悪い」という意味、「不確定」で、「はっきり定まったものでない」になります。
基本的に、「事実と定められたものではなく、今後はっきりとするか分からない状態」に使われる言葉です。
「未確定」と「不確定」の違い
「未確定」は「まだ決まっていない状態で、今後決定されるであろう状態のこと」です。
「不確定」は「事実と定められたものではなく、今後はっきりとするか分からない状態」です。
「未確定」の例文
「未確定」の例文は以下の通りです。
・『レースの順位は未確定だ』
・『どの学校を受験するかはまだ未確定だ』
・『旅行に出かけるかどうかは未確定だ』
「不確定」の例文
「不確定」の例文は以下の通りです。
・『ミスの原因は不確定では済まされない』
・『給付金は不確定要素がある場合承認されない』
・『プレゼンに不確定なデータを使用しない』
まとめ
今回は「未確定」と「不確定」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。