この記事では、「カタカナ英語」と「和製英語」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カタカナ英語」とは?
「カタカナ英語」の意味は以下の通りです。
1つ目は「英語を、似た様な発音の片仮名で表記した日本語、『ベースボール・アップル』など」という意味です。
2つ目は転じて、「『エクセレントなワーク』など、言葉をやたらと片仮名で表現した英語で話そうとする様子」という意味です。
「カタカナ英語」の言葉の使い方
「カタカナ英語」は、名詞として「カタカナ英語で通じる・通じた」「カタカナ英語が多い」などと使われます。
「カタカナ」は「片仮名」のことで、漢字の一部分を用いて作られた筆記用の文字のことです。
間違った英語ではなく、本当の英語を最も元の発音に近い片仮名で表現したものも含まれます。
ただし、読み方は日本語の片仮名発音になりますので、そのままでは海外で通じないことも多くあります。
「和製英語」とは?
「和製英語」は「わせいえいご」と読みます。
意味は、「英語の単語を、日本風につなぎ合わせたり変形させたりして、英語らしく作った語」です。
意味を基本に英語に変換して作った言葉で、海外にはそのような単語はつかわれていないか、全く違う意味のこともあります。
例として、「ホッチキス」「ガソリンスタンド」などがあります。
「和製英語」の言葉の使い方
「和製英語」は、名詞として「和製英語が通じない」「和製英語を調べる」などと使われます。
「和製+英語」で成り立っている語で、「和製」は「日本でできたもの」「外国の事物に似せて作られた日本のもの」という意味です。
「和製英語」は、海外では全く使われていないことが多く、誤解を生じさせる原因にもなります。
ただし、勘がするどいネイティブの場合、状況から判断して理解してくれることもあります。
「カタカナ英語」と「和製英語」の違い
「カタカナ英語」は「英語を最も元の発音に近い片仮名で表現した英語、正しい英語のこともある」です。
「和製英語」は「意味を元に日本で作られた英語、海外では使われていないか、意味が全く異なる」です。
まとめ
今回は「カタカナ英語」と「和製英語」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。