この記事では、「必要不可欠」【ひつようふかけつ】と「絶対必要」【ぜったいひつよう】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「必要不可欠」とは?意味
これから作業するとき、絶対に必要と思うものを「必要不可欠」【ひつようふかけつ】といいます。
工事現場で作業を始めるときは安全のためヘルメットは絶対に必要ですし、デスクワークするときはパソコンがなければ仕事ができません。
このように、なくてはならないものを意味する言葉であり、仕事をするとき、運動を始める前に揃えなければならないアイテムはまさに「必要不可欠」なのです。
「絶対必要」とは?意味
絶対になくてはならないものを指して「絶対必要」【ぜったいひつよう】といいます。
書類を作成して認めてもらうときは上司のサインが必要ですし、履歴書を提出する際は決められたサイズの顔写真が「絶対必要」です。
車を運転するときは自動車運転免許証を取得して持参することは必須であり、なければ捕まる恐れがあります。
「必要不可欠」とは?意味
物事をすすめるにあたり、必要になるものを「必要不可欠」といい、事前に用意しておくことが大事という物を指す言葉です。
これがなくては物事が始まらず、目的を達成するのは難しいというものを意味しています。
もう一方の「絶対必要」は、結婚するには名前を記入して印鑑を押した届出がなければ入籍できないとか、面接を受ける際には履歴書がないと受けられないといった、絶対にないと登録ができず、認定されないといった大事なものを指すわけです。
「必要不可欠」の例文
・『水と塩分も摂ることが熱中症対策では必要不可欠である』
・『自分に必要な栄養素を調べて摂ることが、健康維持には必要不可欠である』
「絶対必要」の例文
・『登山するときはハーネスが絶対必要になるので、準備しておきたい』
・『解体工事では、粉塵や建物の欠片が辺りに飛び散らない対策が絶対必要』
まとめ
どちらも必要なものを表すときに使う言葉ですが、「必要不可欠」よりも必ず準備しなければならない物については「絶対必要」を使うと覚えておくといいでしょう。
