「削減」と「撲滅」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「削減」と「撲滅」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈違い

この記事では、「削減」「撲滅」の違いを分かりやすく説明していきます。

「削減」とは?

「削減」「さくげん」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「現在あるものの数量を少なくすること」という意味です。

2つ目は、「現在使用しているものの数量を、使わない様にして負担を少なくすること」という意味です。


「削減」の言葉の使い方

「削減」は名詞として「削減する・した」「予算削減」などと使われます。

「削」「けず(る)」とも読み「表面を薄く切り取る」「一部分を取り除いて全体の量を減らす」という意味、「減」「へ(る)」とも読み「少なくする」という意味、「削減」「一部分を取り除いて、全体の数量を少なくすること」になります。

基本的に、あるものの数量自体を少なくすることと、消費量を少なくすることどちらにも使われます。


「撲滅」とは?

「撲滅」「ぼくめつ」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は、「好ましくないものを、根こそぎなくしてしまうこと」という意味です。

2つ目は、「敵を完全に打ちのめして存在させなくすること」という意味です。

「撲滅」の言葉の使い方

「撲滅」は名詞として「撲滅する・した」「麻薬取引撲滅運動」などと使われます。

「撲」「なぐる」「うちのめす」という意味、「滅」「ほろ(ぶ)」とも読み「存在しているものを絶やしなくする」という意味、「撲滅」「存在しているものを、打ちのめして絶やしなくすること」、転じて「好ましくないものを、手段を講じて根絶やしにすること」になります。

「削減」と「撲滅」の違い

「削減」「一部分を取り除いて、全体の数量を少なくすること」です。

「撲滅」「存在しているものを、打ちのめして絶やしなくすること」、転じて「好ましくないものを、手段を講じて根絶やしにすること」です。

まとめ

今回は「削減」「撲滅」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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