この記事では、「雨」と「雪」の違いを分かりやすく説明していきます。
「雨」とは?
「雨」は、海とか川とかにある水分が蒸発することで雲となり、雲の水蒸気が高い場所で冷却されることで今度は氷の粒とか、固まりになり重くなって落ちていく過程で氷から解けたものが「雨」です。
逆に水蒸気となり雲となって雲になったものが十分に冷却されたまま落ちると雨にはならず、氷の塊であるヒョウというものになり地表にぶつかります。
「雪」とは?
「雪」は、「雨」である冷却された水蒸気が冷却時の重みで落下する際、十分に冷却された状況下にあり、地上に落ちるまでにおいて氷の塊をある程度維持した物が雪になります。
なお、雲である水蒸気の塊は地上から離れた高い位置にあることで冷却され落ちていくのですが、この過程で冷却が不十分の場合、氷の塊や粒の結合が弱くなるので「雨」という形で地上に降り注ぐのです。
「雨」と「雪」の違い
両者の違いは、地表に落ちる水蒸気の粒とか塊が十分冷却されているかいないかが違いになります。
冷却が不十分なものは「雨」で粒子の結合が弱いのですぐに水分に代わり、「雨」になります。
一方で、氷の塊になっている結合が強い物体は、地上に落ちるまで十分にキンキンに冷えてますから、凍ったまま落ちていき太陽光の熱を通して小さくなるのが雪で、氷の粒とか塊が小さくならないとヒョウです。
「雨」の例文
・『雨が地上に降る』
「雪」の例文
・『雪が地上に降る』
まとめ
「雨」については、水蒸気の塊が雲となり冷却されると地上に落ちていくのですが、落下物が太陽の熱で加熱されて水分になると「雨」です。
逆に、落下物が太陽熱で加熱されても落下物が大きいと凍っているままなので、雪とか、ヒョウになり地上に落下します。
なので、夜なんかは太陽の光がないので地上に降りそそぐ雲からの落下物は、凍っていても不思議ではなく、夜に雪とか氷が降るというのは太陽光のパワーで雲の落下物を十分に加熱できていないがゆえです。