同じ空手でも流儀などが異なる「極真空手」と「伝統空手」。
実際、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「極真空手」と「伝統空手」の違いを分かりやすく説明していきます。
「極真空手」とは?
「極真空手」の型は、バリエーションが少なく比較的、動きがゆっくりです。
重心が低く、ひとつひとつの型の制度が高い点が特徴で寸止めすることはありません。
必ず相手に当てて戦う点が「極真空手」の大きな特徴です。
そのため、非常に激しい戦いとなる「極真空手」。
顔面への攻撃は禁止ですが、下半身への攻撃やひじ打ちは認められています。
そのほか、倒れた相手への攻撃も可能。
激しい相手への攻撃な魅力なものとなります。
「伝統空手」とは?
「伝統空手」の型はバリエーションが豊富で、様々な型が「伝統空手」には存在します。
動きは早くスピード感のある動きが魅力です。
型の途中でジャンプすることも、回転することもあり、大きくダイナミックな動きも魅力です。
「伝統空手」は、基本的に寸止めです。
相手に直接、攻撃を加えることはありません。
ただし、お腹付近への突きや少し当たる程度は認められます。
試合と言っても、相手とぶつかり合い戦うことのない「伝統空手」。
そういった戦いの迫力はないものの、型のキレやなどは見ごたえのあるものとなります。
「極真空手」と「伝統空手」の違い
「極真空手」と「伝統空手」は同じ空手でも、それぞれ異なった点が多くあります。
型のバリエーションを比較した場合、「極真空手」に比べ「伝統空手」の方がバリエーションは豊富です。
また、大きく異なる点として、「極真空手」は実際に相手に当てて戦う空手に対し、「伝統空手」の場合は、相手に実際に当てることはありません。
基本的に寸止めで戦うものとなります。
「伝統空手」は防具を付け戦うといった見た目にも違いが発生します。
まとめ
以上のような違いが「極真空手」と「伝統空手」にはあります。
どちらが、本当の空手だといったことではなく、それぞれ異なった魅力のあるものとなります。