「仕立てる」と「仕上げる」の違いとは?分かりやすく解釈

「仕立てる」と「仕上げる」の違いとは?違い

この記事では、「仕立てる」【したてる】と「仕上げる」【しあげる】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「仕立てる」とは?意味

工夫して物をこしらえる行為を「仕立てる」【したてる】といいます。

人が自ら故意に作り上げて服を作る行為を指す言葉であり、客から依頼された注文通りに作り上げるのです。

ただ、簡単には依頼通りに作り上げるのは難しいため、腕がある者が最初から最後まで請け負って作ることが多いでしょう。

一人前の仕立て屋になるには、腕がある経験者が下の者に作業をやらせて経験を積ませます。


「仕上げる」とは?意味

物事を順序よく正しく作り上げることを「仕上げる」【しあげる】といいます。

一通り物を作り上げた後、形に狂いはないか、色にムラはないかと目視で調べて、違っていれば手直ししたうえで完成させる段階を指す言葉です。

とくに、服の色をきれいに染めて、仕上がり良く完成させる行為という意味があります。

ジャケットなら寸法をはかって型紙をとり、最終段階まで作り上げた後、ほつれがあれば取り除き、シワをきれいに伸ばして客に手渡せる状態にするのです。


「仕立てる」と「仕上げる」の違い

「仕立てる」「仕上げる」の違いを、分かりやすく解説します。

職人が物を作り上げることを「仕立てる」といい、スーツやドレス、シャツといった服を着る状態にする行為を指します。

ただ作るのではなく、依頼者の肩幅や腕の長さに合うよう作れる腕の良い職人の作業を表すのです。

もう一方の「仕上げる」は型紙をとってから布を裁断して縫い、アイロンをかけて着られる状態にする行為を指します。

「仕立てる」の例文

・『ドレスを美しく仕上げると、年配女性はとても喜んでくれた』
・『仕立てた背広を客の元に持って行き、動きやすいか着てもらった』

「仕上げる」の例文

・『新商品を実際に作り、磨き上げてきれいに仕上げた』
・『仕上げた革靴を履いてもらい、悪いところはないか聞いた』

まとめ

どちらも物を作り上げることに特化する言葉ですが、意味に違いがありますので、工夫してうまく使い分けてみるといいでしょう。

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